一言コラム

歯科に関する最近のトピックスをお知らせするコーナーです。是非実践してみてください。

キシリトールガム(歯につきにくい)

ハリゾンシロップ
第4回目は、キシリトールガムについてです。
100%キシリトールのガムは1粒約1.3g(製品によって多少違う)なので、大人であれば1日3~5回以上を3回を便の様子を見ながら摂取すると1年~3ヶ月後に効果が現れます。短期間に十分な効果を期待する場合は、1日5回。1年以上の長期にするなら3回の摂取で効果がでるといわれています。
また歯磨き剤などもキシリトールを使用したり、ガム以外の製品もキシリトール含有のものを選んでいくことも効果を高める役割をします。キシリトールの抗菌力は、洗口剤(グルコン酸クロルヘキシジン)やフッ化物の中で唯一抗菌力のあるフッ化第一スズ(ホームジェルなど)よりも確実で効果が高いようです。キシリトールによる甘味、またはガムの場合、噛むことの刺激でだ液が増えるという、ヒトの免疫機能を向上させる意味でも有効ですので、ご希望があれば採用いたしますのでご相談ください。

今回ご紹介するガムは、「歯につきにくいキシリトールガム」が2008年5月20日にロッテから発売されました。従来製品の歯につきにくいガム「フリーゾーン」をリニューアルして、新たに「キシリトールガム」ブランドで展開するようです。
価格は138g入りボトルタイプが840円です。 歯につきにくい機能はそのままに、甘味料にキシリトールを50%以上配合したほか、フクロノリ抽出物とリン酸カルシウムの2成分を加えて、歯の健康に配慮しています。
ボトルは、さわやかな酸味とフルーツ感の「レモン」味で、歯につきやすいので使用しにくい方にお勧めするため当院で採用しておりますのでお気軽にご相談ください。

キシリトールタブレット

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第3回目は、キシリトールタブレットについてです。
キシリトールは、樹木などから抽出した天然の甘味料です。 予防の先進国フィンランドでは、身体の健康には歯の健康が不可欠と考えられています。学校での給食後のキシリトールガムが、習慣化されています。砂糖のようにむし歯菌のエネルギー源にならず、むし歯菌を少なくし、お口の中の悪玉菌を減らす(抗菌する)ことができます。ガム(タブレット)を噛む(舐める)ことで、だ液量も増えるので、むし歯予防に最適の食品です。
キシリトールを1日5~10gを3ヶ月摂取すると、むし歯菌(ミュータンス菌)の減少などの効果が現れてきます。初めて摂取する場合には、体重1kgにたいして約0.5gのキシリトールを食べると軟便になりやすいといわれていますが、キシリトールは数日摂取するうちに身体が順応し代謝力が増すので順応してくるとヒトは200gぐらいまで摂取可能になります。未熟な乳児でもキシリトールを代謝する十分な能力を持っているので年令関係なく摂取できます。
当院でもキシリトールタブレットを採用しておりますのでお気軽にご相談ください。

乳酸菌LS1

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第2回目は、乳酸菌LS1についてです。
お口の中や腸内の細菌叢に作用し、その健全化を図りながらバランスを保ち、疾病の予防、改善に寄与する微生物をプロバイオティクスと言います。
 歯周病予防は、今まで、歯ブラシ等による〔機械的アプローチ〕や、殺菌剤などによる〔化学的アプローチ〕が主に推奨されてきました。
 ここに紹介するのは、第3の方法としてのプロバイティクスを応用した〔生物的アプローチ〕です。これは、歯周病の原因菌が酸に弱い性質を利用したもので、乳酸菌が産生する酸によって殺菌するものです。
 しかし、酸と聞くと虫歯を心配されるかと思いますが、ここで用いられる乳酸菌(Lactobacillussalivarius TI2711)は自ら産生した酸で死滅してしまうため虫歯にならないようになっています。
当院でもLS1を採用しておりますので、お気軽にご相談ください。

デンタルピック1

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第1回目は、デンタルピックについてです。
デンタルピックは欧米で食後の歯間清掃の最も有効な手段とされています。食後はどんな人も歯と歯の間は汚れています。
この歯間部の汚れを取るのがデンタルピックです。欧米では「Myようじ」として身近に持ち歩き、食後すぐのデンタルケアに役立てています。
北欧の予防歯科の専門家の間では歯の予防に最も大切な用具の一つと考えられています。

デンタルピック2

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デンタルピックにしなりを出すために、あらかじめ先端を口に含み唾液で湿らせておきます。デンタルピックは、主に前後運動です。安定した状態で操作するために、口腔内または顎に固定をとりましょう。
歯と歯の間は狭い二等辺三角形になっています。「デンタルピック」はこの形に合わせて作られています。上の二辺で歯の汚れを取り、底辺で歯ぐきを軽く押してマッサージします。このマッサージが歯肉の組織を活性化させ、歯周病菌などに対して抵抗力を強めます。デンタルピックの先端についたプラークは、ティッシュなどで拭き取りながら使いましょう。そのまま使い続けると、プラークを他の歯間に押し込めてしまいます。

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